2024年、鳴尾記念、安田記念の着順、回顧と5/27～6/2の特別戦、交流重賞のメモ、回顧です。
鳴尾記念結果
展開/傾向
馬場状態（晴/良）京都Cコース1週目
ペース（スローペース）
600m(34.9)1000m(58.7)2000m(1:57.2)上り三ハロン(34.4)
序盤隊列（出遅れは●）
⇐③⑪②⑭(①⑨⑫⑬)④⑤⑧⑩⑦
4角隊列（外回しは●）
⇐③⑪(②⑭)⑨(①④⑬(⑤⑫)⑧⑩⑦
傾向
例年と違い京都コースで行われた為、時計の比較は無し。Cコース初週で時計の出やすい馬場ではあったが、脚質の傾向としてはほぼフラット。上位2頭が実力で抜けていた。
着順/メモ
1着 ⑨ヨーホーレイク 57岩田望 1番人気（〇）
・あまり後ろからでは届かない馬場だと思っており良い位置で競馬できた。
2着 ④ボッケリーニ 57モレイラ 2番人気（▲）
・想像よりは一列後ろからの競馬になったがリズム良く回り直線では脚を見せた。
3着 ⑭エアサージュ 57松山 5番人気（◎）
・大外枠だったがスタート良く3番手で自分の競馬できた。馬は成長している。
4着 ⑤ヤマニンサンパ 57団野 6番人気
・速い時計が出る馬場にもしっかり対応できた。
5着 ②ディープモンスター 57浜中 4番人気（△）
・急仕上げ気味だった事もあり、ずっと力みっぱなしだった。
6着 ①カラテ 57高杉 8番人気
・押して行ってとの指示だったが行けなかったのでそのまま脚を溜めた。
7着 ③バビット 57和田竜 7番人気
・スタート良く自分の形で競馬はできたが4角で離す事が出来なかった。
8着 ⑦スカーフェイス 57松若 12番人気（※）
・最後は脚を使っており自分の競馬はできた。
9着 ⑧アリストテレス 57横山典 9番人気
10着 ⑩フォワードアゲン 57藤岡佑 13番人気
・重賞のメンバーに入ると厳しい。
11着 ⑫ホウオウアマゾン 57坂井 10番人気
12着 ⑬ニホンピロキーフ 57田口 3番人気（△）
・外枠の分、道中力んで4角では反応無くなってしまった。
13着 ⑪アウスヴァール 57古川吉 11番人気
・展開の助けが必要。
競走除外 ⑥ロードデルレイ 57川田 返還あり（△）
・馬場入場後に左後脚跛行により競走除外。
安田記念結果
展開/傾向
馬場状態（小雨/稍重）東京Cコース2週目
ペース（スローペース）
600m(34.5)800m(46.4)1600m(1:32.3)上り三ハロン(33.9)
序盤隊列（出遅れは●）
⇐⑥(⑪⑫(④⑦⑬(②⑨⑩⑮(⑯⑱(①⑤(⑧⑰)⑭③
4角隊列（外回しは●）
⇐⑥⑪⑫④(⑦⑬(②⑮(⑨⓲(⑯⑩)⑤①(⑧⑰(⑭③
傾向
稍重の馬場を考慮すると時計は平均。直線での瞬発力勝負になった。
着順/メモ
1着 ⑦ロマンチックウォリアー 58マクドナルド 1番人気（△）
・香港では2000mを中心に走っているが香港に比べ直線長く坂もある事から対応できると思っていた。
2着 ⑤ナミュール 56武豊 4番人気
・前走と違い活気あった。
3着 ⑩ソウルラッシュ 58モレイラ 2番人気（〇）
・良いスタートを切ってリズム良く運べた。直線の手応えも良かった。
4着 ②ガイアフォース 58長岡 5番人気（※）
・勝ち馬の後ろで進路を見つけながらになった。もう少し捌けていれば。
5着 ⑰セリフォス 58川田 3番人気
・渋った馬場が苦手で乾いた馬場でやれていれば。
6着 ④ジオグリフ 58北村宏 12番人気（※）
・取りたいポジションは取れたが、もう少し早めに進路が空いていれば。マイルはあっている。
7着 ⑫フィアスプライド 56坂井 13番人気
・一番欲しかったポジションが取れた。牡馬のG1級相手に力は出せた。
8着 ⑯エルトンバローズ 58西村淳 14番人気
・タイトな過程だったが頑張った。
9着 ⑬ステラヴェローチェ 58横山典 7番人気（△）
・外枠だった分外を回る形になり前に壁を作れなかった。
10着 ⑧エアロロノア 58幸 16番人気
・この馬なりに来ているが強い相手には展開の助けが必要。
11着 ③レッドモンレーヴ 58横山和 10番人気
・ナミュールの後ろをついて行きたかったが他場がいて抵抗できず。
12着 ⑭コレペティトール 58岩田康 17番人気
・ゲートで立ち遅れたが、この馬の脚は使っている。
13着 ⑨パラレルヴィジョン 58ルメール 6番人気（△）
・勝ち馬の後ろでマークしながら進めたがペース上がると渋った馬場で苦しくなった。
14着 ⑪ウインカーネリアン 58三浦 9番人気（◎）
・返し馬から元気がありすぎる感じだった。この馬には厳しい展開に。
15着 ⑱ダノンスコーピオン 58戸崎圭 11番人気
・前走より良くなっていたが外枠で前に壁を作れなかった。
16着 ①カテドラル 58斎藤 18番人気
・流れについて行き最後はこの馬の脚は使った。
17着 ⑮ヴォイッジバブル 58パートン 8番人気（▲）
18着 ⑥ドーブネ 58菱田 15番人気
・やりたいレースはできた。
予想結果5月末時点
中央競馬重賞回収率 65％
地方、海外競馬重賞回収率 145％
平場、特別戦回収率 104％
合計回収率 91％
5/27～6/2 特別戦・交流重賞メモ
聖護院特別
スローペース、時計比較無し、傾向フラット。勝ったドットクルーは逃げ馬の後ろでしっかり我慢できた。3着ストップザタイムは休み明けもあり少し力んでいた。
稲城特別
スローペース、時計平均、傾向瞬発力勝負。カフェグランデはスタート上手く出れなかったが上り最速で勝利した。2着ベンサレムは休み明けの分か少しテンション高かった。スタミナ有り2400mの距離は大丈夫だった。3着マイネルジャッカルはペース遅く捲って行ったが展開向かなかった。5着ホワイトビーチは敏感な馬でスタンド前発走の拍手等で上手く出れなかった。距離は2000m以上ならこのクラスでも戦える。最後の直線でペンナヴェローチェの斜行によりラムゼイテソーロが不利を受けた。
由比ヶ浜特別
ミドルペース、時計平均、傾向フラット。勝ったレッドシュヴェルトは1400mがベストで上のクラスでも戦える。2着プレジャークルーズは離して逃げる競馬で自分の走りはできた。4着ボルタドマールは前に行けなかったが縦長の展開で自分のリズムで走れた。プレジャークルーズは競争中に鼻出血を発症。ここは勝ち馬の力が抜けていた。
若狭湾特別
スローペース、時計比較無し、傾向前。勝ったメイショウシナノはスムーズに3番手を取れ最後までしっかり走れた。出走メンバーを見てギリギリに連闘を決めたあたりに勝負気配はあった。2着サンライズパスカルは真面目な馬で良いペースで逃げられた。昇級初戦を考えれば頑張った。4着ヒロノオオゾラは展開向かなかったがクラスへの目途は立った。5着ジルバーンは前走より早めに動いた分止まってしまった。展開、メンバー次第では。
アハルテケS
ミドルペース、時計平均、傾向差し。ビヨンドザファザーは4角で外から早めに動かして行って勝利。2着タマモロックは昇級初戦でオープン通用の力示した。3着アクションプランは外を回るロスも有り一番評価できる内容だった。上積みはまだ有りそうで内枠で馬込に入らなければ。4着パライバトルマリンは最後はやめていたが、それでも伸びていた。気性的な問題か。2番人気で12着だったイーグルノワールは直線向くと反応なかった。
ホンコンJCT
ハイペース、時計優秀、傾向前。勝ったグランドカリナンは離れた2番手を自分のリズムで運べた。2着のビターグラッセは道中で前との距離ができたが最後まで距離を詰めようとスタミナ切らすことなく走れた。3着ブリタニアは3番手追走から前を捉えきれず後ろの馬に差されたあたりは甘さが出た。4着シテフローラルは前半リズム良く最後も良い脚は使えていた。馬場は少し柔らかかったが問題なかった。
祇園特別
ハイペース、時計優秀、傾向前。勝ったロードフォアエースは除外になり、ここへ出走してきたが新馬戦ぶりの芝でもスピードに対応できた。上のクラスでも通用するスピードある。2着ミルテンベルクは1200mで折り合い楽だった。能力的にはこのクラスでは上位。3着ワンダーキサラは早め早めの競馬でしぶとかった。4着キャプテンネキは古馬相手に初の1200mだったが問題なかった。5着ガリレイはゲート、展開次第。
タイキシャトルC
ハイペース、時計比較無し、傾向差し。勝ったバグラダスはスタート遅く後方からになったが外に出して前が開くと凄い加速だった。2着ムーヴは昇級初戦で即対応できた。3着ニシノカシミヤはスタート速く久々に溜めてマイペースで逃げられた。重馬場も味方した。4着タマモダイジョッキは道中スムーズで折り合いもついていた。
下鴨S
ミドルペース、時計平均、傾向内前。勝ったベリーヴィーナスは前走重馬場で勝ち上がったが今回は良馬場で2分を切る時計で走れた。2着ショウナンアデイブは若干テンション高くスタートが少し遅れた。残り600mからは長く良い脚を使っていただけにポジションを取れなかったのはもったいなかった。クラスへの目途は立っている。3着シェイクユアハートはロス無く運んで展開も向いたが気の難しさ出た。4着スミは初の2000mでも頑張った。展開嚙み合えばチャンスある。5着コスモサガルマータはコーナーで上手く加速できないのでワンターンか外回りが良い。
松風月S
ハイペース、時計平均、傾向フラット。勝ったジレトールはスタートで待たされ出遅れたが最後は凄い脚だった。1200mがベスト。2着マニバドラは1200mがベストだが被されてはいけない馬でドンアミティエの一つ内の枠が厳しかった。オープンでもやれる力は充分ある。3着パラシュラーマは枠内で突進し前扉破損で外枠発走に。4着ロードエクレールは揉まれなければこれくらいやれる。オープンでも並び次第で。
小金井特別
スローペース、時計平均、傾向フラット。勝ったジャスリーは前で競る2頭を見ながら良いところで運べた。2着ヴァンドームは空馬を意識してのロスがあった。3着バルミュゼットはもう少しペースが流れた方が良かった。4着ミエノナイスガイはリズム良く走れ1400mはベスト。5着カンパニョーラは距離若干長く1200mの方が良い。フライヤートゥルーは発走直後に躓き落馬により競走中止。
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