2024年、京王杯スプリングカップ、ヴィクトリアマイルの着順、回顧と5/6～5/12の特別戦、交流重賞のメモ、回顧です。
京王杯スプリングカップ結果
展開/傾向
馬場状態（曇/良）東京Bコース1週目
ペース（ミドルペース）
600m(34.8)800m(45.8)1400m(1:19.7)上り三ハロン(33.9)
序盤隊列（出遅れは●）
⇐⑫(②⑤⑮(①③⑧⑪(⑦⑨⑬(⑥⑩⓮)④
4角隊列（外回しは●）
⇐⑫(②⑤)⑮(①③)⑪⑧(⑦⑨⑬(⑥⑩⓮)❹
傾向
時計は平均で伸びる内の馬場を走った馬と瞬発力のある馬でほぼフラットの争い。実力は上位2頭が少し抜けていた印象。
着順/メモ
1着 ⑮ウインマーベル 58松山 1番人気（△）
・スタートを決めて取りたいポジションを取れた。直線では交わされてから差し返す強い競馬だった。
2着 ④レッドモンレーヴ 58横山和 2番人気（▲）
・前走を引きずらずに走れたのは良かった。
3着 ⑪スズハローム 57鮫島駿 8番人気
・2走前に輸送で上手くいかず今回は1週前から美浦滞在で結果出た。
4着 ⑨ダノンスコーピオン 58戸崎圭 6番人気（△）
・大敗が続いていたが復調の兆し感じた。次走は使った分良くなりそうな雰囲気。
5着 ②リュミエールノワル 57川田 4番人気（△）
・初の重賞挑戦だったが内枠を活かしてスムーズな競馬できた。
6着 ①トウシンマカオ 57菅原明 3番人気（〇）
・左回りだと外に張ってバランスが取りづらい。長く脚を使うタイプで早めに動きたく最内枠もきつかった。東京1400mは得意では無い。
7着 ③ソーヴァリアント 57モレイラ 5番人気
・無理せず良い位置を取れたが瞬発力勝負では分が悪く。距離はもう少し長い方が良い。
8着 ⑫メイショウチタン 57柴田善 9番人気（◎）
・テンションが高く体重マイナス10㎏も影響した。
9着 ⑦グランデマーレ 57津村 11番人気
・進路が無く、もったいないレースになった。距離は1600mまでは対応できそう。
10着 ⑬ダディーズビビット 57浜中 7番人気（※）
・外枠も厳しかったが重賞ではいろいろと嚙み合わないと難しそう。
11着 ⑭バルサムノート 57北村友 10番人気
・出遅れて外を回る厳しい展開だった。
12着 ⑩ロードマックス 57吉田豊 15番人気
・道中はタメが利いて一瞬伸びかけたが。
13着 ⑥プルパレイ 57オシェア 12番人気
・1200mの方が集中力をキープできる。
14着 ⑧アネゴハダ 55三浦 13番人気
・好スタートで位置は取れたが3、4角でペースが上がると走りが小さくなった。
15着 ⑤クリノガウディー 57松岡 14番人気
ヴィクトリアマイル結果
展開/傾向
馬場状態（曇/良）東京Bコース1週目
ペース（ミドルペース）
600m(35.6)1200m(1:11.3)2400m(2:24.2)上り三ハロン(36.2)
序盤隊列（出遅れは●）
⇐④⑭③②(⑥⑧(①⑤⑮(⑫⑦⑨(❿⑬)⓫
4角隊列（外回しは●）
⇐④⑭(③②)⑧(⑤⑮(①⑥❾(⑫⑦(⑩⓭)⓫
傾向
勝ち時計は平均。最後の直線でマスクトディーヴァが充分な間隔がないのに先行馬を追い抜こうとしてドゥアイズが不利を受けた。中団からの差し決着で内の馬場も良かった。
着順/メモ
1着 ⑨テンハッピーローズ 56津村 14番人気（※）
・左回りが良く少しずつ距離を延ばして1600mへ向けて仕上げてきた。
2着 ②フィアスプライド 56ルメール 4番人気（△）
・良い枠で良いポジションを取れた。最後は精一杯の感じだった。
3着 ⑥マスクトディーヴァ 56モレイラ 1番人気（〇）
・スタートは悪くなかったが周りの馬の動きからスムーズな競馬が出来なかった。
4着 ⑮ドゥアイズ 56鮫島駿 11番人気（△）
・外枠だったがある程度インで脚を溜める事を意識した。不利があった中で良く伸びてきた。
5着 ⑪ルージュリナージュ 56横山和 13番人気
・一歩目が速くなくリズム重視で。広いコース合い、距離は1600mでも大丈夫だが1800mの方が良さそう。
6着 ⑤ウンブライル 56川田 3番人気
・現状できる精一杯の走りで頑張った。
7着 ⑬モリアーナ 56横山典 6番人気（◎）
・折り合いスムーズでペースも流れたが前が止まらなかった。
8着 ⑩ナミュール 56武豊 2番人気（▲）
・最後までジリジリという感じで本来の決め手は無かった。
9着 ③スタニングローズ 56西村淳 5番人気（※）
・良いポジションは取れたが。
10着 ⑧サウンドビバーチェ 56松山 12番人気
・良いところで脚を溜められたが最後は苦しくなった。
11着 ⑫キタウイング 56杉原 15番人気
・中1週でテンション高かったが前向きに走れた。
12着 ⑭フィールシンパシー 56横山琉 10番人気
・スタートはタイミング良く出て流れに乗れた。
13着 ④コンクシェル 56岩田望 7番人気（△）
・この馬の競馬はできたが1600mでは若干距離短かった。
14着 ①ライラック 56戸崎圭 9番人気
・上手く流れに乗って良い形で運べたが直線では反応なく。
15着 ⑦ハーパー 56池添 8番人気
・去年の良い頃に比べるとまだ足りない印象。現状1600mでは距離短い。
5/6～5/12 特別戦・交流重賞メモ
名古屋グランプリ
逃げたノットゥルノがレコードで圧勝。右回りと左回りでは別馬の様な成績で今後は右回りしか使わないと陣営からコメントが出ていた。前にいた3頭での決着となり4着ディクティオンには展開が厳しかった。
エンプレス杯
勝ったオーサムリザルトはスタートに課題のあるタイプだったが良いスタートを決めると先行策に。初のナイター、地方の小回りも問題にせずミドルペースを逃げ切り完勝。4着ライオットガール、5着アイコンテーラーは勝ち馬を追いかけて苦しくなった。ライオットガールは距離も若干長かったか。3着キャリックアリードは折り合いついて内をロス無く運べた。
国分寺特別
スローペース、時計平均。上位2頭のウインエーデル、ロジシルバーは直線で中々進路が開かなかったが開いてからはしっかりと反応。ビターグラッセも外を回って僅差の3着で差はないだろう。
あずさ賞
スローペース、時計優秀。ここでは上位2頭が抜けていた印象。3着ジェロニモスは展開が向いての結果なので以下の馬にも大きな差はないだろう。
はやぶさ賞
勝ち時計は平均。順当に外目の枠に入った馬での決着。
六社S
スローペース、時計平均。勝ったマキシは前走と比べてハミの嚙み方がマシになった。3着コスモフリーゲンは距離が少し長かったが重賞でも通用する力ある。4着に敗れたハーツコンチェルトは初ブリンカーでサウジアラビア以来のレース。距離もブリンカーも問題なかったが外枠でペースが向かなかった。着順ほど悪い内容ではなかった。
上賀茂S
ミドルペース、時計平均。勝ったレガーメペスカはハナで運び、上りも3位と優秀で今日の内容ならオープンに上がっても軽視はできない。2着ストライクは珍しく力んでおり我慢が出来なかった。5着サイモンザナドゥは行きっぷりが良くなく3コーナーから進んでいかなかった。
三国特別
スローペース、時計平凡。2着レオンバローズは展開向いたが道中ずっと右（外）へ走りたがっており真っ直ぐ走れていれば残せていたか。サクラオーラの斜行によりファルシオン、イスラグランデが不利を受けた。
都大路S
スローペース、時計平均。勝ったセオはスタートから出して行き番手でリズムよく運べた。2着アルナシームはスタートで跳び上がる形になり想定より後ろからとなったが、前が止まらないなかで差を詰めてきた。3着セントカメリアはゴチャつきたくなくリズムで最後方からの競馬だったが並び順、展開次第で勝てる力ある。4着だったピンハイはスローの道中もかかることは無く手応え良かったが、追い出してから上に浮くような感じで弾けなかった。ダノンティンパニーは競争中に右後肢跛行で競走中止。
信濃川特別
スローペース、時計平凡。勝ったシーウィザードは自在性が有り相手なりに走れるタイプ。2着カンティプールは外回りで結果を出せた点は収穫。3着マイネルメモリーは展開不向きで一番評価できる内容。
テレ玉杯
スローペース、距離が昨年までと違うため時計比較は無し。勝ったゴートゥファーストは課題あるも今回のメンバーでは力が違った。4着タミオスターは鞍上から背中の感じはこのクラスの馬では無いとコメント有り次走以降期待したい。
白川特別
スローペース、時計平凡。勝ったメイショウゲキリンは揉まれない形なら力出せる。2着フォーチュンコードはスタートが遅いので途中で動いて行ける今回の舞台が合っていた。3着マルカブリッツ長く良い脚を使うタイプでスローからの瞬発力勝負は合わなかった。
尖閣湾特別
スローペース、時計平凡。勝ったプリティユニバンスは前走を一叩きされ状態良かった。2着アイスランドポピーは長く良い脚を使い新潟外回り合う。直線でプリティユニバンスの斜行によりダノンブリザード、アレナリア、マイモーメントが不利を受けた。3着、4着馬は不利の影響もあったが、ダノンブリザードは新潟外回りでは良さが活きない。
ウオッカC
ハイペース、時計比較無し。勝ったアイファーエポックは展開向いた事もあるが休み明けを一度使い良くなっていた。2着ファイヴレターも展開、ハンデに恵まれた。5着ロイヤルダンスは展開不向きも粘り見せた。序盤からスピード出せるタイプで1400mでも良さそう。向こう正面でピックアップラインの斜行によりメイトースイが不利を受けた。
錦S
ミドルペース、時計優秀。タイゲンは発走直後につまずき落馬のため競走中止。トオヤリトセイトは右第3中手骨々折により4コーナーで競走中止。勝ったボーデンは空馬がいた分スムーズさを欠いたが展開向いた。4着アイスグリーンは好位で競馬したかったがゲート上手く出ずも、このクラスでは能力上位。2着リッケンバッカー、3着コントラポストも展開を考えれば充分評価できる内容。
中ノ岳特別
ミドルペース、時計優秀。勝ったシェットランドは気性に幼さ残すもポテンシャルは相当高そう。2着サノノエスポも能力は高そうだが砂を被ると頭を上げる場面もあり勿体なかった。3着ヒューゴも力が有り余っている感じあり、はまればやれそう。4着マンノステータスは久々の分もあり次走良くなりそう。
栗東S
ミドルペース、時計平均。勝ったサンライズアムールは1400mがギリギリで勝つにはスタートを決めて、この形しかなかった。2着サンライズフレイムは折り合いついていたがペースはもう少し流れてほしかった。外枠の方が競馬しやすい。3着アルファマムはロスのある競馬だったが最後は伸びてきた。4着メイショウテンスイは展開向いたとは言え気持ちが途切れることなく直線ではもうひと頑張りしており復調の兆し。6着ペースセッティングは気ムラなとこがある。
弥彦S
スローペース、時計平均。勝ったセレシオンは抜け出してからもしっかりと反応しており、上のクラスでも楽しみ。2着スミも力つけており展開不向きの中で内容あるレースだった。
BSイレブン賞
ミドルペース、時計優秀。勝ったサトノルフィアンは良いスタートから道中も手応え充分で今回のメンバーでは力が違った。向こう正面でエミサキホコルの斜行によりキャンディドライヴ、ラックスアットゼア、コスモノアゼットが不利を受けた。
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